レッスンプログラム レッスンプログラム

レッスンプログラム

幼児教育と障がい児教育の両方の経験に基づいて選ばれた教具と教材について 

幼児期の障がいを持つお子様にとって必要な教具と教材を選んでおります。
興味を引くだけではなくお子様一人一人の特性をつかみ、何が得意でどのように伸ばせばよいのか、何が不得手でどのように練習していけばよいのかを考えてレッスンで使用する教具と教材をご用意いたします。

コミュニケーション能力トレーニング(SST)について

保護者の方のお悩みで多いのが「言っていることがお子様に通らない」です。
そもそも聞いていないのか、それとも聞いてはいるが指示の内容が理解できていないのか、または無視をしているのか、どれなのかわかりにくいと思います。
大人でもよそ見をしながらでは人の話が頭にはいりません。
レッスン中も含めて入室から退室まで、まずは落ち着いて話している人の目を見る練習をします。
そしてどの程度話を聞いて内容が理解できているか行動をしてもらい確認しながらレッスンします。

挨拶の練習
障がいの有無にかかわらず挨拶やお礼、特に謝ることが苦手なお子様は多くいらっしゃるように感じます。
コミュニケーションの『初めの一歩』である挨拶は口癖にしてしまえば、そんなに緊張せずにいつでもきちんとできるようになりますので挨拶の練習をたくさ行います。また状況に応じて、「こんな時は笑顔で『ありがとう』ですよ」」「今のは『ごめんなさい』ですね」と言うようにTPOに応じた言葉を伝える練習をしていきます。またカードを使って周りの人の気持ちを考える練習も行います。

数、形、文字、ことばについて

昔から学習の基本は「読み、書き、そろばん」と言われてきました。
やはり鉛筆で紙に書くことが大切だと考えます。お子様のレベルに合った教材や教具で、数の概念や図形、文字の練習など将来の算数や国語の学習への基礎力を養います。
これらの教具は指先を使うものが多いので指先の訓練にもなります。また絵本やカードを使って目と耳の両方からたくさんのことばの刺激を与えます。

感覚統合のために

「本人は軽くたたいたつもりが、けんかになるほどの 強い力でたたいてしまった」「集団の中で一人みんな と違う行動をしている」などの原因が感覚統合にある かもしれません。見る、聞く、触る、つまむ、身体を 動かすなどを通じて感情のコントロールや自分の身 体の動きをイメージしコントロールする力を養います。

ものを大切に

オンリーワンにおいてだけでなく、ご自宅においても、ものを大切にすることとその理由を伝えて行きます。